幕末偉人に学ぶ 職場のストレス対処術

末偉人に学ぶ 職場のストレス対処術
「そのこころ」

 皆さん、またお会いできましたね。 最後まで本を読んで下さった上に、ようこそおいで下さいました。

 瑞山なら、律義に最後まで本を読み、「あとがき」もしっかりと記入して、この欄を見ていることでしょう。 玄瑞は、仕事中でしょうか?勝ならば、本文は読まずに、はしょって「あとがき」だけを読んでいるやもしれません。龍馬なら? ん~、きっと彼は、私の本は買わないかもしれませんね。晋作は、今頃、主と・・・ おっと、野に暮らしてはいけません。

 さて、面白くないことがTVやネットに流れる今の世で、颯爽と生き抜いていらっしゃいますか?「そりゃ無理だ」という声が聞こえてきそうですが、ならば、今すぐ、無理してでも、笑ってみて下さい。

 では、「そのこころ」です。

質問1 [ マイ Hidden 3 ]

質問1_1 [ Hidden 1 ]

 常識って何だと思いますか?それは、法律とは別に、人が成長する過程で、徐々に身につけた基準かもしれません。ですから、100人いれば、100人それぞれの常識があるわけです。
 アインシュタインは、「常識は、18歳までに身につけた偏見のコレクションだ。」なんて言っています。法律とかに違反しているわけでもないのに、あなたが許せない他人の些細な言動も、ひょっとしたら、偏見のコレクションの一つ?あるいは、親から教育された、無意識の意識?
 ゆえんは何であれ、自分の常識は大切にしないといけませんが、自分の常識を、他人に押し付けていませんか?

質問1_2 [ Hidden 2 ]

 鼻につく。その意味は何だと思いますか?

「ムカつく」?「気にさわる」?いえいえ、「飽きて嫌になること」です。なぜ、他人を見て、飽きて嫌になるのでしょうか?それは、ひょっとしたら、他人の鼻につく行為が、自分の中に存在していて、何度もそれを自分の中に見ているので、それを他人の言動にみて、飽きて嫌になってるのかもしれませんね。 それは、私、麓の思い過ごしかもしれませんが、他人の鼻につく行為も、いっそのこと、これを機会に許してみてはいかがですか?

質問1_3 [ Hidden 3 ]

 励ますとは?

 「頑張れ!頑張れ!」って応援することではありません。その人にとって、励みになることをしてあげることです。となると、これまた、100人いれば、100人それぞれの励まし方がある筈です。
 あなたが、落ち込んだ時に励ましの言葉をかけるとしたら、それは、今のあなた自身にかけてあげる言葉かもしれませんね。そうじゃなければ、あなたの大切な方にかけてあげる言葉かもしれません。

質問2 [ マイ Raw 20 ]

 自分で自分のことをどう思っていますか?

「私は」で始まる文章を書いていると、最初の8くらいまでは何とか書けても、段々と、「これは書いていいかな?」とか、いろいろな思いが表れてきませんでしたか?本当の自分は、10番目以降に書かれた文章の中に、見つけることができるかもしれませんよ。

 いかがでしたか? 何やら発見はありましたか?
 それより「何でこんな課題を最後にしたか?」って(笑)それは「コンパスの法則」があるからです。初めて、円を描くコンパスを持った日のことを思い出して下さい。円を描こうとして、鉛筆の方に力を入れませんでしたか?そしたら、支点がズレて、ナルトみたいになったでしょ?

 コンパスで円を描くにはコツがあります。支点(自分)をしっかり押さえ、鉛筆(他人)に余分な意識を向けずにサッと回すと綺麗な円が描けます。

 人間関係も同じです。人とうまくやろうとするあまり、自分という視点がズレて、綺麗な人間関係という「縁」が画けないのです。他人づきあいの基本は、自分づきあいです。

 兎にも角にも、自分の短所と薩長同盟して頂く「きっかけ」にして頂ければ幸いです。さあ、面白くなき世を、面白く生きてみましょう。

 なお、本の収益の一部は、東日本大震災で被害を被った震災孤児のケアに寄付させて頂きます。もちろん、世の中には、東日本の震災孤児だけでなく、多くの孤児や違った苦難の日々を暮している方々もいることは重々承知しております。 私なりの想いもあり、まずは、東日本の震災孤児に寄付させて頂くことをお許し下さい。

エスケイケイ 麓 聡一郎