S-TATについて、よくあるご質問

※それぞれ質問をクリックすると、回答が表示されます。

Q

どのような環境での受検が望ましいですか?

A

通常の受検会場であれば、特に配慮する必要はありません。ただし、音声指示が聞こえにくい場所、まぶしいくらい明るい場所、字が見えづらいほど暗い場所での受検は避けてください。またマークシートに記入をするので、凹凸のある机は使わないでください。

Q

学歴や年齢の制限はありますか?

A

知的能力をみるB検査は、特別な公式を必要とする問題はないため、高卒以上もしくはそれと同等とみなすことができれば、学歴は問いません。ただしA検査はマークシート上で細かい作業をしますので、目や指先の機能が低下してくる年齢になると、個人差はありますが実際の能力よりも結果が低く出ることがあります。そのため、目安として45歳未満での受検をおすすめしています。

Q

S-TATとSKK式適性検査との違いは何ですか?

A

どちらの検査も一定時間の作業をする作業検査法である点は同じですが、SKK式適性検査が作業検査法のみであるのに対して、S-TATは知的能力をみる検査や自己に関する質問に答える検査といった、複数の検査を組み合わせています。特に、作業検査法から解析できるストレス耐性と、質問紙法によるストレスの自覚とを比較し、ストレスに対する許容量をみることができるのは、S-TATの特長です。

Q

同一人物で結果が変化することはありますか?

A

この検査は心の状態を解析するものですから、年月の経過にともなう心の成長により変化することがあります。環境や人間関係の変化、ストレス、心身の不調などによっても同様です。また測定回数を重ねると、よい結果が出るというものではありません。